たくましく生きる

毎日いろいろありますが、人生なんとかなってます。

あえて曖昧な答えをすること

6月のメンタル不調を吹き飛ばすために、思いついた徳島行き。 

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せっかく取れた土日の連休で向かってみようかと考えていましたが、完全な思い付きのためプランがまとまらなかったことに加え、台風3号通過後の影響と、動悸が続いていることもあり、今回はやめることにしました。


善は急げ

思い立ったが吉日


きっと、以前のわたしだったら、後先考えずに即行動に移していたはず。

それが今は、息子のおかげで、良くも悪くもセーブされています。


ようやく終わりを迎える今年の6月。

どうにかやり過ごせたかに見えますが、新たな課題を抱えたまま7月に突入します。


その中で、とても有難い学びがありました。

 

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0か100かで結論を求めないこと。

目の前のことだけにこだわりすぎず、大局を見ること。

 

そして。

あえて曖昧な答えをすることで、救われる心があること。

 


発達障がい育児の中では、とても難しいことでもあります。

曖昧な表現を苦手とする特性に対しては、逆に混乱させてしまうかもしれません。

それでも、白黒つけずに曖昧な表現することが、場合によっては、「心を救うための方法の一つ」であることを教わりました。

結果として、自分で考える機会を与える、ということにもつながっていきます。

自分も周りも、しんどくならない方法でもあるかもしれません。

 

令和元年の6月。

気持ちが沈んだまま終わりではなく、大きな学びを得ることができました。

来年の6月は、どんな色になるのかな。

 

 

梅雨入りして、気持ちも滅入って身体もだるく感じる季節です。

皆様も、しっかり栄養をとって、元気にお過ごしくださいね。

伝えることと、伝わることは違う

昨日、学校で国語のテストがありました。

療育センター受診日だったため、学校に迎えに行くと、先生からビリビリのテストを手渡されました。

どうやら、間違ってしまったことが悔しすぎて、破ってしまったようです…

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以前、分からない宿題プリントをトイレに流しました。

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「宿題プリント三原則」は今のところ守られていますが、新たに「テストは破りません」が必要?

ちなみに、破るのは初めてではないので驚きゼロですが、あまり頻繁だと考えものです。


テープで貼られたテストを見てみると、問題が分からなかったのではなく、全問回答はしていました。

本人にしてみたら、自信満々だったのだと思います。

それが、送り仮名がなかったり、勘違いだったり、ちょっとしたところで間違いになってしまいました。

 

それでも、70点。

上出来です。

 

「一発で合格したかった」という息子に言いました。


「気持ちは分かるけど、テストは名前を書かなかったり、破ったりすると、答えが合ってても0点になることもあるんだよ。

おかあさんは、100点取れないことよりも、せっかく頑張ったテストを破ってしまうことの方が悲しいよ」と伝えました。


伝わったのかどうかわかりませんが、この日は「悲しい」という気持ちを伝えてみました。


伝える、って難しい。

伝えることと、伝わることとは違うから。

永遠の課題の一つです。


人生は、テストのように100点満点ばかりではありません。

失敗や間違うことで、そこから学ぶこともたくさんあります。


100点満点じゃなかった=頑張らなかった のではない。

最大限に頑張った結果としての自分を認めることができると、きっと次につながるはず。


繰り返し伝えていく中で、気持ちの折り合いがつく日が来ればいいな…と思っています。

やっぱりきたよ

学校の健康診断結果が次々と来ました。

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目に耳ときたら、次は…予想通り「歯」

案の定、虫歯!!!

もちろん気を付けてはいるのですが、なんせ超小顔で顎が小さい息子。

乳歯がようやく三本目が抜けたばかりです。

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これまで虫歯も見つからず、まだ歯医者に連れて行ったことがないので、いよいよ歯医者デビューです。

病院探しから始まりますが、いつかは行けないなと思っていたので、いい機会。

ついでに、わたしも診てもらおうかと思っています。

 


実は…

普段は何ともないのですが、ご飯を食べるときに口を開けると、右側だけ顎から耳にかけて痛みがあります。

 

顎関節症

耳鼻科なのか、口腔外科なのか、イマイチわからないのですが、今までにない症状なので、相談してみようと思います。


ところで。

皆さん、歯が抜けたとき、抜けた歯はどうされていますか?

地域によって違うのかもしれませんが、こちらの方では上の歯を縁の下に、下の歯を屋根に投げます。


そして、歯を投げる時に言う言葉があります。

「ねずみの歯~と替えてくれ!!!」

ねずみのように、丈夫な歯になりますように。という意味を込めて投げるのだそうです。


抜けた3本のうち、

1本目は、おにぎりと一緒に飲み込んだので、胃の中へ。
2本目は、学校で所在不明。
3本目は、やっと持ち帰りました。

持ち帰ったのは下の歯だったのですが、アパートの屋根に投げるのは高すぎて無理なので、とりあえず自転車小屋に投げておきました。

次、上の歯が抜けたらどこに投げようか、悩んでいるところです。

「ストラテラ」ジェネリック服用へ

ADHD適応薬「ストラテラ」の内用液を服用して、1年2か月になります。

限度量いっぱいの処方ではなく、現在も維持量として1日6.8ml(朝夕各3.4ml)を継続して服用しています。

s-hua.hatenablog.com

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ストラテラを飲んでいることは、かかりつけ小児科に隣接する薬局の薬剤師さんにも伝えていたのですが、この春から新しく来られたと思われる薬剤師さんが、声をかけて下さいました。


ストラテラ、苦くないですか?」


そうなんです。

実は、4月に溶連菌感染症にかかった際、かかりつけ小児科で処方された抗生剤(セフジニル)が苦いようで、ストラテラと一緒に飲むと、「苦くて喉が痛い」と言うほど飲みにくい状態が続いていました。

 

そのことを話すと、

ストラテラと全く同じ成分で、飲みやすい薬を置いているんですが、検討されませんか?」とのこと。

つまり、ストラテラジェネリック(後発品)ということです。


ジェネリック医薬品については、賛否両論あるかもしれませんが、わたし自身、薬代削減のためにも積極的にジェネリックで処方してもらっているので、特に抵抗ありません。

ストラテラに代わる薬も、同じ成分で飲みやすいのであれば、そちらに替えてやりたい。


早速、療育センター受診時に相談したところ、スムーズに処方変更して下さいました。


内用液は、ストラテラ同様100ml入りで、備品等のサイズは若干違いますが、計量方法はほぼ同じです。

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いずれも「アトモキセチン」という成分で、1mlあたり、アトモキセチン塩酸塩4.6mg(アトモキセチンとして4mg)が含有されています。

ストラテラにはありませんが、後発品の内用液のラベルには、「注意欠陥/多動性障害治療剤(選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)」としっかり記載されています。

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肝心の味と匂いはというと、息子曰く、

ストラテラ  苦いベリー味/ツンとする匂い

〇後発品    飲みやすいぶどう味/匂いはそれほど気にならない

だそうです。

実際、わたしも少し舐めてみましたが、確かに後発品の方が味も匂いもマイルドな感じです。

 

これまでは、療育センターから一番近い薬局へ処方箋がFAXされ、帰り道に寄ってもらうことができました。

それが、今後かかりつけ小児科隣の薬局まで取りに行くとなると、ルートが違うので、正直手間がかかります。

しかし、小児科で処方された薬とストラテラとの飲み合わせ等、その場で相談できることが強み。

何よりも、いつも薬を飲んでいる息子のことを気にかけて下さったことが、わたしは嬉しかった。


今は、調剤薬局も選ばれる時代です。

病院や薬局にしてみたら、高価な薬を出した方が儲かるかもしれません。

実際、後発品のアトモキセチンは、先発品(ストラテラ)の約4割の薬価

それでも、薬を飲む息子のことを考えて飲みやすい後発品を提案して下さったと思うと、なんて素敵なお仕事をされる薬剤師さんなんだろう、と感激しました。

 

かかりつけ薬剤師。

病気を診てくれる主治医だけでなく、安心・信頼できる薬剤師がいることは、自分にとっても、家族にとっても、とても大切なことだと思います。

そうだ、徳島へ行こう!

完全な思い付きです。

この6月のメンタル不調を吹き飛ばすための現実逃避的なところもありますが、無性に旅に出たい衝動に駆られています。

思い付きで行くと、たいてい後から「もう少しプランを立ててから行けばよかったな…」というパターンが目に見えていますが、今回はそれでもいい。


早速、車でどれくらいで行けるのかスマホで検索していると、息子が覗き込んで来て言いました。


「それ、レモンのとこかぁ~」


よく分かったね。大正解!


そう。

目的地は、米津玄師が昨年末の紅白で歌ったあの場所。

システィーナホールがある鳴門市の大塚国際美術館です。

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(写真はHPより)

システィーナ礼拝堂天井画完全再現の意味|大塚国際美術館の特徴|大塚国際美術館 - 四国

 

芸術的センスは全くありませんが、聞いたことのある名画が陶板画で展示されており、実際に触れることができます。

館内は写真OKなので、息子と一緒に写真を撮りながら回りたいところですが、じっくり回ると1日では足りない様子。

途中で飽きて、気付いた時には視界から消えていそうな予感…ですが、多少の行方不明は覚悟の上で行くかな。

ただ、徳島は、絶対一人では帰れない場所であることだけは伝えておかないといけません。

 

多動の息子を連れて、初めての場所に行くことは、以前はとても大変なことでした。

たったさっきまでそばにいたはずなのに、気が付いたら姿が見えなくなり、そのうち「迷子のお知らせをいたします」のアナウンスはしょっちゅうでした。

親の監督不行き届きと言われればそれまでかもしれませんが、制限してばかりだと親も子も行動は狭まるばかり。


そこで、どこかへ行くときは、

〇離れたくなったら、行先を伝える
〇絶対に公道には出ない
〇困ったときはサービスカウンターや受付に行く

という約束をしています。

他には、館内案内図やガイドブックなどで、何がどこにあるのか位置情報を一緒に確認することも一つの方法です。


多動は、年齢が上がるについて、だんだん落ち着いてきます。

服薬効果もありますが、今ではお互いに見たい場所を別々に見ることができるようにもなり、ずいぶん行動範囲が広がりました。

 

徳島は、自宅から車で片道約3時間半の距離なので、日帰りでも行けないこともありませんが、せっかくなので、鳴門海峡の渦潮も見たいし、四国八十八ヶ所霊場第一番札所の霊山寺にも行きたい。

泊まるかどうかも含め、もう少しプランを練ってから実行したいと思います。

一人しりとりと、メダカのその後

何が降臨してきたのか分かりませんが…

息子は、延々と一人でしりとりを始めました。


カメ
メダカ
カメ
メダカ
カメ
メダカ
カメ
メダカ

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それは…終わりが来るのかい?


いつまで続けるか黙って聞いていましたが、メダカで思い出したのか、突然えさをやり始めたので、一人しりとり終了。


そんな我が家のメダカですが、産卵して水草を虫かごに移した翌日、また産卵しました。

次は水草ではなく水中で産卵したため、スプーンですくって虫かごへ。


あれから10日ほどになりますが、卵は消えて、虫かごの中で黒い物体がウヨウヨ動いています。

しかし、どう見ても、メダカの稚魚には見えない。

ネットで調べても、よくわからない状態です。


なんだろう。

もしかして、虫かごにいるのは、稚魚ではなく、ミジンコのような気がしてきました。

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だとすれば、今回は無精卵だった可能性があります。


生き物であっても、命あるものを育てることは本当に難しい。

メダカの卵一つ孵化させるのにも、こんなにも神経を使うのですね。

残念ながら、メダカの稚魚の誕生は見ることができませんでしたが、とてもいい経験をさせてもらいました。

ブログは、自分自身を支える大切なツールの一つ

ブログを始めて、ちょうど100日目です。

今まで誰にも吐き出すことができなかった思いを、ようやく文字にすることができました。

s-hua.hatenablog.com


あたたかいコメントを下さったばけネコさん。

ブックマークをつけて下さったしろこさん。

スター☆を付けて下さった皆さま。

本当にありがとうございます。

 


シングルマザー
メンタル
ストレスマネジメント
発達障害

などなど、はてなグループブログ村などから来て下さっているのかな、と思っていますが、皆さまのことも、顔も名前も知らなくても、とても親近感がわいたり、元気になったり、ためになったり、笑ったり、ほっこり癒されたり。

中には、面白すぎて噴き出してしまったり、一人ニヤニヤしている姿を息子が怪しい目で見てくることもあるのですが、間違いなく、今のわたしの心の支えになっています。

ありがとうございます。


ブログは、「自分の居場所」であり、「自分の存在」を確認するためのものでもあると思います。

 

言葉にして吐き出せないこと。

伝えたいのに伝えられない思い。

そんな思いを書くことで、自分の気持ちと向き合うことができます。

ブログは、文字や絵にすることで、自分自身を支える、大切なツールの一つです。

 

自分のブログに反応して下さる方がいることで、励みになります。

ですが、使い方によっては、自分が苦しくなることもあります。

何気なく始めたブログが、いつのまにかたくさん読んでくださるようになると、いつしかアクセス数に一喜一憂したり、その数だけに捉われて気持ちが不安定になってしまうと、意味がなくなってしまいます。

 

ブログは、誰かのために書くことももちろん必要。

ですが、自分を支えるためのブログとして位置付けておくことも大切かな、と思います。

 

「メンタル不調月間」の記事を書いたことで、何重にも鍵をかけた心の扉を、ちょっとだけ開けることができました。

今後も、ある日突然、やさぐれた記事を書くことがあるかもしれませんが、負担にならない程度にお付き合いいただけると嬉しいです。