伝えることと、伝わることは違う
昨日、学校で国語のテストがありました。
療育センター受診日だったため、学校に迎えに行くと、先生からビリビリのテストを手渡されました。
どうやら、間違ってしまったことが悔しすぎて、破ってしまったようです…
以前、分からない宿題プリントをトイレに流しました。
「宿題プリント三原則」は今のところ守られていますが、新たに「テストは破りません」が必要?
ちなみに、破るのは初めてではないので驚きゼロですが、あまり頻繁だと考えものです。
テープで貼られたテストを見てみると、問題が分からなかったのではなく、全問回答はしていました。
本人にしてみたら、自信満々だったのだと思います。
それが、送り仮名がなかったり、勘違いだったり、ちょっとしたところで間違いになってしまいました。
それでも、70点。
上出来です。
「一発で合格したかった」という息子に言いました。
「気持ちは分かるけど、テストは名前を書かなかったり、破ったりすると、答えが合ってても0点になることもあるんだよ。
おかあさんは、100点取れないことよりも、せっかく頑張ったテストを破ってしまうことの方が悲しいよ」と伝えました。
伝わったのかどうかわかりませんが、この日は「悲しい」という気持ちを伝えてみました。
伝える、って難しい。
伝えることと、伝わることとは違うから。
永遠の課題の一つです。
人生は、テストのように100点満点ばかりではありません。
失敗や間違うことで、そこから学ぶこともたくさんあります。
100点満点じゃなかった=頑張らなかった のではない。
最大限に頑張った結果としての自分を認めることができると、きっと次につながるはず。
繰り返し伝えていく中で、気持ちの折り合いがつく日が来ればいいな…と思っています。