決断を覆される
最終進路を自分で決めた息子。
仕事から帰宅すると、うなだれながら言いました。
「先生に『(私立は)どうせ続かないから無理だ』って止められた」

はぁ?と頭に血が上りそうなのを抑えながら学年主任の先生に連絡したところ、対面で話さないと埒が明かなそうだったので、急遽面談をすることになりました。
学年主任の先生からは、
・支援級からいきなり普通級は、本人にとっても負担であること
・元気のよい学生が集まるので、騒々しいことが予想されること
・第一志望校は、落ち着いた環境で息子には合っているのではないか
・併願校受験は、あくまで第一志望の練習だったはず
・どちらの学校も進学/就職するのに大差ない
・続けることができなくて辞めてしまったら後悔するのではないか
・「楽な方に逃げた」と思われても仕方ない態度がみられる
・決断の動機や覚悟が見られない
もっともらしい話をされましたが、要は、息子の決断が気に入らないのでしょう。
同席した支援級の担任の先生は、明らかに顔が強張り、終始不機嫌そうでした。
「どちらを選んでも応援する」「最後に決めるのは本人」と言いながら、明らかな誘導です。
心配や危惧しているのは、息子のことではない。
学校と教員自身の面子なんだろうな…と感じながら黙って聞いていましたが、努めて冷静に、親としての思いを伝えました。
「学校に通うのは本人です。ドロップアウトするかもしれないし、傷付くこともあるかもしれませんが、息子の人生なので自分で責任を取らせます。どうなろうとそれはやってみた結果なので、本人に決めさせます」
卒業式まであと10日。
みんなが笑って卒業できるといいね。
決断
併願校合格後、最終進路を決めるために担任の先生と三者面談をしました。
先生も「どちらの高校がいいとも言えないし、どちらに行きなさいとも言わないし、自分で決めなさい」と。
この先、何がしたいか。
どんな自分になりたいか。
自己肯定感が低く、何をやっても中途半端だと自分を責め続けてきた息子が、自力でつかんだ合格通知。
息子の出した答えは「自分の可能性を試すために、私立に行く」でした。
世間体でも体裁でもない。
ただ、自分がどこまでできるのかを試したい、と。

息子が自分で進む道を決断したことは、大きな意味があります。
この先どうなるかはわかりません。
やっぱりダメかも…となるかもしれない。
それでも可能性は無限大だし、広げるも狭めるも自分次第。
自分の人生は、他の誰のものでもなく、自分のものです。
とにかく色んなことを経験して、その都度「自分で決めて進む」ことで道はできていく。
つまづくこともあるかもしれない。
辞めたくなることもあるかもしれない。
逃げ出したくなることもあるかもしれない。
その時選んだ選択は間違ってない。
迷い、悩んで出した答えは、あなたにとって最善の答えだから。
自信もって進んだらいいよ!
学歴フィルター
まさかの合格の知らせに驚きつつも、素直に喜んでおります。
そんな中、何がどうなってたどり着いたのかわかりませんが、突然、息子が聞いてきました。
「おかあさん、学歴フィルターってあるの?」
そうだね。
絶対ではないけど、ゼロではないね。
息子が合格した併願校は、サッカー全国区の強豪私立校。
第一志望は、様々な事情がある生徒が通う県立定時制高校。
「学歴社会がなくなるとは思えない」
「(発達障がいの)支援は一生あるわけじゃない」
「どうせ自由でなくなるなら、早いか遅いかの問題」
どちらが良い悪いではなく、息子の中で何かが変わった瞬間があったのだと思います。
実際、田舎では「高校フィルター」があるのは事実。
わたし自身も出身高校で他者からの見方が変わることを身をもって経験してきただけに、色々思うことはあります。
とはいえ、親が子供の人生を歩むわけではないので、子供が親のために何かを選んだり決めたりするのは違うし、望んでもいない。

人生、選択の繰り返し。
大いに悩み、迷えばいい。
大切なのは、「自分で決めること」
どちらを選んでも応援するし、どんなときでも味方だから、安心して決めなさい。
合格発表
小・中学校ともに特別支援学級で過ごした息子も、あっという間に高校受験。
学力は学年で下から数えた方が早いのですが、本人はいたってマイペース。
さすがに行くところないかも…と駆け込んだ個別指導塾では、「選べる学校はありません」ときっぱり言われた始末。
それでも昨夏からオープンキャンパスに行ったり、個別で学校を見学させてもらったりして、志望校を固めてきました。
第一志望は、県立の定時制高校。
色んな事情の生徒が通うので、午前部(10-14時)と午後部(12-16時)のどちらかで授業を受けるのですが、1日4時限で学ぶため基本4年で卒業です。
発達障がいのある生徒に対するフォロー体制も整っていて、見学の時に対応してくださった先生もとても親切で、理解を示してくださいました。
何よりも、自由すぎる!!
校則も制服もないし、髪も何色でもいいし、ピアスもバイトもOK!!
いつの頃からかウルフカットにしている息子は、「髪型で落とす学校なんて、行くもんか!!」と言うくらい髪型にこだわっていて、毎朝ヘアアイロン片手にセットが欠かせません。
一度きりの人生。
長い人生のうちの4年間くらい、しっかりはめ外して遊んで楽しめばいい!!
学校に通うのは、親ではなく子供自身です。
いわゆる「良い学校」「みんなと同じ」「普通」であることが、本当の幸せとは限らない。
世間体や体裁を気にしたり、親都合のプライドやステータスは子供を傷つけるだけ。
どんな形であったとしても、子供が子供らしくいられるように見守ることが、親の本当の役割のような気がします。
そして今日は、併願校の合格発表日。

18時にホームページで発表される予定だったのですが、息子はすでに学校で合否を知らされていました。
受かってても、落ちてても、明るくしよう!!と思って、仕事帰りに「今日マック行く?」と電話したら、「あ、受かったで」と、まさかの?合格報告。
勘違いなのでは…とホームページで確認したら、間違いなく合格でした。
わたしも息子も9割不合格の予感でしかなかったので、大きな大きな自信になりました。
本命もがんばれ!!
息子語録
過去記事を整理していると、これまでの息子とのやり取りが面白くて、語録としてまとめてみることにしました。

君を求めてないけど
いやいや、求めてるだろう。
俺たち、シングルマザーだしね
ちょっと違うけどね。
くそばばあ
そうですが?
でんじゃらすクソガキ
確かに。
子連れは大変だな
正解。
子どもの発想力っておもしろい。
【保存版】苦手な人の対処法
「苦手な人とどう付き合うか」は永遠のテーマ。
それが毎日のことになると、心が疲れ果ててしまいますよね。
自分にとって苦手とするのは、
・声の大きい人
・威圧的な人
・陰口を言う人
相手を変えることは難しいので、本を読んだりして対処法を見つけてきました。
実は、苦手は自分で創り出していることもあります。
誤解もあるかもしれません。
特に、先入観は危険です。
バイアスがかかると、本当の姿が見えなくなってしまいます。
たどり着く答えはさまざまですが、自分なりの対処法を持っておくことは大切です。
・その場から離れることができる場合
物理的に離れましょう。
逃げること、辞めることは負けではありません。
自分を守ることです。

・その場から離れることができない場合
心の距離を取りましょう。
陰口、悪口には決して同調しないこと。
勝手に言わせておけばいいです。
自分に自信のない人に合わせる必要はありません。
「面と向かって言えない負け犬がキャンキャン吠えている」だけです。
それでも何とかしたい場合、余裕があれば、承認欲求を満たしてあげましょう。
少しでも参考になれば嬉しいです。
自分の価値は自分で決める
最近は少し落ち着いているのですが、心がモヤモヤする時はお寺へ行きたくなります。
仏様の前で静かに手を合わせ、自分と向き合う大事な時間。
心の垢を落とし、「今を生きる」ことに集中することで、ざわめく心を静めます。
誰かと比較するのではなく、自分の価値は自分で決める。
上手くいかないときは、「その方向じゃないよ」というサイン。
心と身体の声に耳を傾けながら、穏やかな毎日が過ごせますように。
