発達検査(WISC-Ⅳ)の結果が出る
特別児童扶養手当の申請にあたり、
お盆休みの間に療育センターで
発達検査(WISC-Ⅳ)を受け、
その結果が出ました。
障がい名
障がい名は、
主は自閉症スペクトラム、
ADHDは合併症と診断。
根本的には変わりませんが、
年齢と共に出現する症状は
少しずつ変化しています。
検査結果
これまでは、各種手当や手帳取得には、
発達検査によるIQで
重症度を区分し認定されていましたが、
最近ではIQが示す値と生きづらさは
一致しないということが
徐々に認知されてきています。
よって、
「どれだけ援助が必要な状態か」
ということが認定基準として
重要視されているようです。
そんな息子は、IQ93と平均値。
全体的な数値だけ見ると、
困っていないようにも見えるのですが、
検査結果を見ると、
本人の状態がよく表れていました。
WISC-Ⅳは、
①言語理解
(言語の理解力・表現力/
言語による推理力・思考力/習得知識)
②知覚推理
(非言語の理解力・表現力/
非言語による推理力・思考力)
③ワーキングメモリー
(作業中の一時記憶保持/注意力、集中力)
④処理速度
(視覚刺激を早く正確に処理する力/
動機づけの安定性、注意の持続性/
筆記技能、視覚-運動協応、
視覚的ワーキングメモリー)
の4つの指標で評価されます。
①②は平均値、③④は平均の下
という結果から、
「理解力や推理力はあるが、
記憶保持=ワーキングメモリーが弱い」
ということ。
併せて、ADHDの不注意特性により、
注意力や集中力が持続しづらい
ことがわかります。
検査の最中も、途中で休憩をはさんだり、
できないと思ってしまうと、
そこから先になかなか進めなかった様子。
〇理解力はそこそこあるが、
わからないと投げ出してしまいがち
〇他のことが気になって、
そっちに向かってしまうと、
さっきまでやっていたことを忘れてしまう
これが、今の息子本人の困り感 です。
診断書
特別児童扶養手当の申請にあたり、
IQの数値はあくまで参考材料として、
発達障がい特性の部分での
困り感=要支援度
で診断書を書いて頂くことに。
発達検査の結果に加えて、
ADLや日常的な行動の様子の聞き取り後、
パソコンで入力された
診断書が発行されました。
ちなみに、文書料は2,050円でした。
あとは、この診断書と必要書類を揃えて、
市役所に特別児童扶養手当の申請に
行くだけです。