坐骨神経痛の経過②~転医とMRIの結果~
ロキソプロフェンから漢方薬へ
服用変更しましたが、
やはり状態は変わらず。
職場には状況を伝えていたため、
一日お休みをもらって
MRI設備のある総合病院へ
転医することにしました。
MRI検査
朝一番で整形外科を受診し、
紹介状を書いてもらって総合病院へ。
MRIの結果、
「S1の椎間板ヘルニア」
と診断されました…
S1とは、5番目の下の部位。
その神経根が障害されたことで、
左下肢の痛みとしびれが
現れていたのでした。
3番~5番だけでなく、
まさか、
その先まで進行してたなんて
思ってもいなくて、呆然…
でも、早く転医して、
MRI撮ったから判ったこと。
プラスに考えて、
とにかく治療を考えないといけない。
処置と処方
まずは、痛みを抑えるために
仙骨(尾てい骨の上の骨)に
ブロック注射をすることに。
仙骨ブロック注射とは、 お尻の仙骨という部分(尾てい骨の少し上のところ)
から局所麻酔薬を腰の神経の周りに注射することで、痛みの経路を遮断して腰痛や足の痛みを和らげる効果が期待できます
注射してから15分程度様子を見て、
効果がないようであれば
「入院」と言われました…
それだけは、避けたい。
痛いんだろうな…と
覚悟はしていたのですが、
足の痛みの方が強くて、
注射の針が入ってきても
たいして痛みを感じませんでした。
左下肢全体にじわ~っと
麻酔薬が入ってくるのを感じながら、
ベッドで待つこと15分。
立ち上がった時には
「痛みがなくなった!!!」
と喜びました(*´▽`*)
が、喜びは一瞬で、
やっぱり、痛いものは痛い。
でも、入院は避けたい。
ひとり親であること。
息子が発達障がいであること。
近くに身寄りはいないこと。
「入院は、
最後の最後で
お願いします」
と伝えました。
先生も状況を踏まえた上で、
今できる治療をして下さることに。
この病院には、
新薬の「タリージェ錠」ではなく、
従来から使用されている
「リリカ」が処方されるとのこと。
「リリカ」についても調べ済みで、
「タリージェ錠」よりも強い
副作用があるお薬のため、
選択肢にはなく、漢方一択。
「漢方は詳しくないんです」
と言いながらも、
一生懸命調べて下さり、
しびれに効くという
「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」
という漢方薬を処方して下さいました。
「牛車腎気丸」は、「八味地黄丸(ハチミジオウガン)」に「牛膝」と「車前子」という生薬を加えたものです。この薬は、体力が低下した疲れやすく、腰から下が冷えやすい方の、しびれや下肢や腰の痛み、むくみ、排尿障害などに用いられます。
かかりつけの漢方薬剤師さんも、
「ヘルニアでよく使われてますよ」
とのこと。
ただ、「抑肝散」との併用は
ひとまずやめて、単独服用で
様子を見たいと思います。
今後について
先生からは、
「最低でも1週間、できれば、
ブロック注射が必要なくなるまで」
仕事は休むように言われました…
職場に連絡し、
とりあえず一週間は
お休みさせてもらうことにしました。
その後も、
状態によってはお休みし、
できるだけ入院にならない方法で、
治療を考えていこうと思います。
さいごに
ずっと酷使してきた身体。
ついに悲鳴をあげて、
「休みなさい」と
言ってくれているのかな。
しばらく、自宅療養です。