抑うつ症状と向き合う② ~「季節性うつ」症状~
前回の「離婚うつ」症状について
抑うつ症状の二つ目に、「季節性うつ」症状があります。
春や秋に多いと言われますが、わたしの場合は冬に現れる
「冬季うつ」症状。
原因は、寒さと日照不足。
冬は気温が下がるだけでなく、日が短くなるため、どうしても不調になりがち。
今年は例年になく暖冬でしたが、それでも気分の落ち込みは現れました。
うつの原因は、脳内の神経伝達物質である「セロトニン」の不足であるといわれています。
このセロトニンは、90%以上が腸から作られているため、腸内環境が悪いとうつ症状もあらわれやすくなります。
わたしは体温は平熱で37℃と高めなのですが、末端冷え性で年中手足が冷たく、汗もほとんどかきません。
「冷えは万病のもと」というように、冷えによる便秘が腸内環境を悪化させ、結果的にセロトニン不足に陥っていることに気付きました。
完全に「冷え→便秘→腸内環境の悪化→セロトニン不足」の構造ができているので、まずは冷え対策をすることに。
身体を温める食べ物や漢方薬も試しましたが、行きついたのはサプリメント。
シトルリンは、血のめぐりや流れに関係するアミノ酸であり、スーパーアミノ酸とも呼ばれています。
冷えの症状緩和だけでなく、脳内の血液量を増加させる働きがあることから、うつ病にも効果的であるとされています。
シトルリンを飲み始めてから、少しずつではありますが、冷えも改善されてきています。
春までもう少し。
シトルリンを飲みながら、晴れの日はできるだけ日に当たることで、冬季うつ症状を乗り切りたいと思います。