新型コロナウイルスが心配される中、我が家はインフルエンザと格闘中です。
テレビも新聞もネットも、新型コロナウイルスの話題で持ちきりですね。
中国武漢市からチャーター便で帰国した日本人。
感染しているかもしれない日本人を帰国させたことで、感染拡大を心配する声もありますが、中国は中国で、感染患者の治療に当たる医療関係者の方がいらっしゃいます。
(実は、大学時代に上海に短期留学をしたことがあり、中国は全くなじみがないわけでもないのです)
春節(旧正月)を迎えたのに、治療で家に帰れないお医者さんが叫んでいた流れていた映像を見ました。
「俺だって、今すぐ家に帰りたいんだ!!!!」
そうだよな…と思いました。
きっと、精神的にも、肉体的にも、ギリギリのところで毎日頑張ってる。
忘れちゃいけないよね。
見方を変えたら、そういうこと。
何か大変なことが起こると、自分側のことにばっかり目が向きがちですが、同時に反対側の人たちがいるということ。
兎にも角にも、一日でも早く収束することを願うばかりです。
そんな中、我が家には、インフルエンザがひょっこりやってきましたヨ。
今年もしっかりとインフルエンザの予防接種をしたのですが…
「ワクチン打っても、かかるものはかかる」ということが、見事に証明されてしまいました…
初期症状は?
一昨日、学校が終わってから放デイに着いた途端に発熱し、職場に連絡が入りました。
水曜日に限っては、かかりつけ小児科の診察時間が早く終わるため、仕事が終わってからでは間に合わず、早退して病院へ。
放デイで検温した時は37.8℃でしたが、病院では36.9℃。
インフルエンザの検査をしても、おそらくまだ反応しない微妙なところ。
「38℃越えたら、また来てください」とのことで、この日は検査されず。
喉が少し赤かったため、風邪と診断されて、咳止めと痰を切る薬が処方されました。
発症の兆し
放デイで発熱した2日後の今朝になって、起きがけの息子を触るといつもより熱く、すぐに検温すると37.4℃。
平熱が37℃前後なので、少し高いかな…と思いながら、今日のところは学校には行かせて、放デイは休ませようと思いました。
ところが、どんどん熱は上がっていき、ついに38℃越え。
この時点で、学校もお休み決定です。
仕事はどうする?
まずは、小児科を受診してから病後児に預ける方向で予約を取ろうとアプリを開くと、朝一の診察はすでに予約が取れず。
熱はあるものの、ぐったりした様子はなかったため、LINEですぐに連絡が取れる状態にしてから、ひとまず出勤しました。
上司に事情を話し、同僚に業務を申し送ってから、お休みを頂くことにしました。
受診~検査~診断まで
一番早い時間の予約を取り、帰宅してから病院へ。
病院では37.3℃。
それでも、38℃を越えたことから、検査をしてもらいました。
結果は、「インフルエンザA型」
ワクチン打っても、やっぱり今年もかかってしまいました…
いつまで出席停止?
学校はいつまで出席停止か。
学校保健安全法施行規則の改正に より、インフルエンザの出席停止期間の基準が「解熱後2日を経過するまで」から「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」と変わりました。
発症した日からかぞえると、6日間の出席停止が必要ということになります。
というわけで、本日を発症0日として、最低でも5日が経過する2/5までは出席停止です。
処方薬は?
インフルエンザの治療薬と言うと、「タミフル」が一般的ですが、2年前の2018年に新薬「ゾフルーザ」が発売されました。
タミフルなどの開発実績のあるロシュと開発提携を行っているシオノギが開発したインフルエンザ治療薬(エンドヌクレアーゼ阻害薬)であり、1回の服用で済むのが特徴。2017年10月に承認申請がなされ、先駆け審査指定制度の対象として2018年2月23日に製造販売承認され、同年3月14日に発売された。
ウイルスが増殖できずそのまま死滅するため、1回の投与で1日以内に症状を抑える効果がある。ノイラミニダーゼ阻害薬と比べ早期に効果があるため抗ウイルス効果が高いとされ、投与翌日には半数以上の患者で感染性を持つウイルス量が減っていることが認められた。
ゾフルーザは、小児への投与も可能ですが、使用経験に関する報告が少ないことや、薬剤耐性ウイルスの出現を理由に、「推奨しない」という意見もあります。
新薬が出たときは、これに限ったことではなく、小児であろうと、大人であろうと、飲んでみないとわからないところがあると思います。
5日間服用するタミフルとは違い、1回飲んだだけでインフルエンザウイルスの増殖を抑える作用があるというのは、家庭内感染の拡大を防ぐためにも、わたしとしては有難い。
二人しかいない中で、わたしもかかってしまったら、もう共倒れです。
心配される異常行動は、タミフルでも起こりうることでもありますが、今年3月にインフルエンザに罹ったときにもゾフルーザを処方してもらい、特に問題はなかったため、今回もゾフルーザでお願いしました。
帰宅してからすぐ飲ませ、インフルエンザの治療としてはこれで終了です。
その後の様子
熱は39℃前後まで行ったり来たりですが、食欲もあっていたって元気。
むしろ、病気とは思えないほどの元気さです。
一昨日もらった風邪薬とアトモキセチンは飲まないといけませんが、熱が下がるのを待ちながら様子見です。
予防薬としてのタミフル処方
かかりつけの小児科では、子どもがインフルエンザに罹ったときには、家族に予防薬としてタミフルを処方してもらえます。
タミフルの場合は、1日2回で5日分処方されますが、予防で服用する場合は1日1回で、今後、症状が出たとしても用法は同じとのことで、「タミフルカプセル」が10カプセル=10日分処方されました。
今のところ、発熱はありませんが、若干頭痛がするかな?というところ。
ただ、頭痛は、鉄不足や肩こりから来るものでもあったりするので、インフルエンザの初期症状とは断言できません。
家族がインフルエンザにかかったら、出勤するの?
職場では、強制的に全職員が予防接種をしますが、家族が罹患しても、出勤停止にはなりません。
休めないことはないですが、現実的には人員的に難しい。
居住地によって、わたしのように病後児保育のサービスが使える場合は、まずは使えるサービスを駆使する。
病後児保育の空きがなかったり、診てくれる人がいなかったり、どう頑張ってもどうしようもない場合は、お休みをさせてもらいますが、基本は、病後児保育に預けて、遅刻しても、早退してでも、出勤はするようにしています。
子どもが病気の時くらい、休んであげたらいいのに…
休めと言わない会社はどうなんだ。
色々なご意見があると思いますが、家庭状況も違うし、子どもの状態もみんな同じじゃない。
人は人。
自分は自分。
もしかしたら、わたしが病後児保育に預けて出勤することで、他のお母さんが休みにくい状況を作ってしまっているのかもしれません。
それでも我が家の場合、一緒にいることが逆に二次感染のリスクを高めてしまう可能性があるので、病後児保育でしっかり診てもらいながら、治した方がいいと思っています。
もちろん、タダではないですし、病後児保育に預けると1日2,500円かかります。
それでも、こんな時のためにあるサービスですし、需要があるということは、困っている人がいるということ。
地域に、どんなサービスが必要で、どれだけのニーズがあるのか。
これは、利用したり、困っている側から、社会にもっともっと発信して、提起していくべき問題であるとも思うのです。
決して、病後児保育を利用してでも働くべき、と言っているのではなく、自分が住んでいる市町村で、いざというときに利用できるサービスを知っておくことは、大切なこと。
もし、一緒に働くお母さんが、子どもさんが熱を出したり、病気になったときは、お休みしてもらうように勧めますし、絶対に出勤を強要したりしません。
突発的なことは、予期できないから、しょうがないもの。
いざとなれば、残った人でなんとかなるものです。
ひとり親の悩み
一馬力のひとり親は、仕事を休むことで、予定が変更になったり、収入が減ったり、不安は尽きません。
子どもが病気になったときに、子どものことだけを考えてやれない不甲斐なさに心を痛める一方で、好きで病気になったわけじゃないこともわかっていても、なんで病気になるのよ…と思ってしまうこともあると思います。
事実、今回のインフルエンザは、違和感やあれこれ理由を付けて、マスク未着用の息子の自業自得でもあります(。-`ω-)
もう、今更遅いけどね。笑
とりあえず、早くよくなーれ(*´▽`*)
それはそうと。
明日から、米津玄師のアリーナツアーが始まります。
参戦ライブの日まで、ついに一か月切りました!!!
息子さんよ。
頼むわー
マスクしようぜ!!!