たくましく生きる

毎日いろいろありますが、人生なんとかなってます。

脱毛予約から考える「人間の尊厳」

一昨年の年末に「やりたいこと」
リストアップしたまま、
行く機会を逃してしまった脱毛。

s-hua.hatenablog.com

 

施術カードを見たら、前回は3年前。
脱毛サロンではなく、
個人クリニックに美容部門として併設され、
脱毛やエステをやっています。

 

電話をしたら、
すでに予約が8月まで埋まっていて、
なんと4か月待ち!!!


最短で空いている日にちを教えてもらい、
今度いつ予約が取れるかわからないので、
今回思い切って、あらゆる場所を
一気にやることにしました。


1回の施術で、
ずいぶんキレイになるのですが、
個人差があるので、数回は必要。


部位によってお値段は違いますが、
ある回数以上になると無料、という
料金設定になっています。

 

実は、大変お恥ずかしい話なのですが、
椎間板ヘルニアで入院中、
「カミソリ持込不可」という病院の規定で、
ムダ毛の処理ができませんでした。


カミソリが売店で売ってるくらいだから、
黙って使えばよかったのでしょうが、
生真面目な性格が変なところで災いし、
退院まで放置状態。


一番困ったのは、手術の時。
麻酔が効いて意識がなくなったら、
もう後は、何をされたか分かりません。


説明もなかったし、
こちらも聞かなかった(聞けなかった)ので
詳細は分かりませんが、
手術着は脱がされ、
手術台の上でひっくり返され、
術後に導尿のカテーテルが付けられ、
されるがままの状態だったんでしょうね…


医療現場では、一つの現場であり、
見慣れてしまっている光景かもしれませんが、
患者からしてみれば、
一生に一度あるかないかのこと。


介護もそう。
自力排泄ができなくて、おむつを履いて、
羞恥心を抱えても、言えなかったり。


命を助けることが最優先であっても、
人間としての尊厳ってなんだろう…
と、考えさせられた一件でもありました。

f:id:s-hua:20210403095913j:plain 

「尊厳」花言葉を持つシャクナゲ

 

終わってしまったものは
もうどうしようもありませんが、
これから先、また何があるかわからない。


そもそもが、肌が弱くて、
カミソリまけをしてしまうので、
これを機に、今のうちにやってしまおう、
と決めたわけです。

 

わたしにとっては、
予期不安から脱却するための一つの方法。


不安材料になりそうなことは、
一つずつ、やっつけていこうと思います!!