「児童扶養手当」今年も全部支給停止になりました
毎年８月になると、受給要件を満たすひとり親家庭に支給される「児童扶養手当」の申請があります。
児童扶養手当は、父母の離婚等により父親または母親と生計を同じくしていない児童を養育している家庭（ひとり親家庭）の生活の安定と自立を助け、児童の心身の健やかな成長を願って支給される手当です。
申請時点で受給の有無にかかわらず、家庭状況などに変更がないかどうか、「児童扶養手当現況届」を提出する必要があります。
若干の変動はあったものの、大幅な年収額は変わらず。
養育費の増減もないため、今年も全部支給停止になりました。
ひとり親家庭は、それぞれ事情が異なります。
〇仕事
〇収入
〇住まい
〇子どもの数、年齢
〇頼れる人の有無
など、生活スタイルも違えば、何を優先するかも違う中で、それぞれの家庭が、迷い、悩み、考えながら、色々工夫して一生懸命生活しています。
中には、パートナーを求めて恋愛したり、子連れで再婚したり。
ステップファミリーになる家族もいるかもしれません。
どんな家族の形であっても一括りにできるものではなく、これが正しくて、これは間違いということも、一概に言えません。
それは、ひとり親家庭に限らず、誰にでも当てはまるもの。
価値観だったり、習慣だったり、生まれ育ってきた環境が違うのだから、疑問に感じることはごく自然なこと。
ただ、それを一方的に批判したり、偏った色眼鏡で見ることは違うかな、と思っています。
みんなちがって、みんないい。
その中で、一番守るべきは誰なのか、を忘れてはいけない。
自分が今置かれている立場で、守るべきもの、譲れないものって、おのずと見えてくる。
それを見失わなければ、誰に何と言われても、胸を張って生きていけると思う今日この頃です。
