多動息子、夏祭りに行く
仕事が終わってから、地元の夏祭りに息子と一緒に行ってきました。
毎年この時期に行われ、来場者10万人規模の夏祭りは、市をあげての一大イベント。
その中に多動の息子を連れていくことは、かなり躊躇してしまいますが、「行こうよ」と言ったのは息子本人。
人混みの中で、はたしてどんな動きをするのか。
色々覚悟の上で、向かうことにしました。
会場に着くと、案の定、人、人、人!!!
身動き取れない状態で、息子に言いました。
「この中で迷子になったら、おかあさんは見つけてあげれません」
すると、人の多さに状況を理解したのか、息子はわたしのそばから離れることはありませんでした。
ステージを見た後は、屋台でかき氷と電球ソーダを購入。
ミニオンの電球型ボトルにジュースが入っているのですが、ボトルの底に電飾がセットされていて、持ち歩いているとライト代わりになりました。
その他に、竿で釣り上げたおもちゃのサメの口の中にくじが入っているという、「サメつり」も楽しみました。
当たったのは、これ↓
これで400円か~ と思いながらも、祭りのくじなんてこんなもんだ。
何よりも、祭りの雰囲気を味わえたことが大事です!
帰りに立ち寄ったマルシェの屋台の唐揚げが売り切れで、息子と残念がっていると、お店のお兄さんが「皮でよければ」とカップに入れて下さいました。
わぁ、うれしい♡
鶏の皮大好きなわたしにとっては、皮の唐揚げは最高のプレゼント!!!
ありがとうございます。
いつか、お店に食べに行きますね。
こうして、ひとしきり楽しんで帰ってきました。
以前であれば、目に入ったもの、興味のあるものに一直線に突っ走って、一瞬で姿をくらましていた息子ですが、アトモキセチン(ストラテラ)の効果もあり、多動はずいぶん落ち着いてきました。
人混みの多いところにあえて連れ出すことは、親も子も勇気がいります。
必ずいいことばかりではありません。
それでも、怖がらないで、一歩踏み出すことで、何か得るものはあるはず。
「自分はできるんだ」
「一緒にでかけれるんだ」
そんなふうに思えるような成功体験を、これからも二人で積んでいきたいな、と思っています。