子どものじんましん
昨日の朝、息子は普段と変わらず登校したのですが、出勤して朝礼の最中に学校から連絡が入りました。
今までも、熱が出たり、鉄棒に頭をぶつけたり、色々呼び出しはありましたが、朝から電話がかかってくることは初めて。
恐る恐る出ると…
「じんましんが背中と足に出ていて、とてもかゆがっています。とりあえず、今保健室で冷やしていますが…どうしましょう。」
じんましんかー。
「どうしましょう」というのは、「出来れば迎えに来てもらった方が…」ということですよね…
先週末から勤務変更が続いていて、連日ギリギリの人員。
帰れないし、さて、どうしよう。
状態を聞くと、さほど広範囲でもなく、熱もアナフィラキシー症状もないとのこと。
少し様子を見てもらうことにして、いったん電話を切りました。
病院に連れて行ったところで、抗ヒスタミン薬と塗り薬を出されるくらい。
しばらく考えて、花粉症で処方されたアレルギーの薬が残っていることを思い出しました。
薬を学校に届けよう。
早退するより、少し抜けさせてもらって戻った方が断然いい。
事情を話し、一旦家に帰ってから薬を持って学校に行きました。
こんな時、快く行かせてもらえることは、本当に有難いことです。
保健室のソファに座っていた息子は、元気そのもの。
じんましんも、背中に蚊に刺されたように膨れたものが一つ。
足はふくらはぎの周辺が大きく広がり始めていましたが、見た感じは大丈夫。
薬を飲ませて、塗り薬も塗り、保健室でそのまま様子を見てもらうことにしました。
子どものじんましんの原因として考えられるのは、
〇アレルギー性のもの(食べ物・薬・花粉など)
〇体調不良によるもの(風邪・疲れ・精神的ストレスなど)
〇皮膚への直接的な刺激によるもの(虫や草・日光・気温など)
生後間もなく、息子は母乳に感作して、食物アレルギー(卵・小麦・乳製品・肉類)がわかり、本当に食べるものには苦労しました。
完全除去の結果、今では全て食べられるようにはなりましたが、元々がアレルギー体質であるため、反応しやすいのかもしれません。
以前も、何週間もじんましんが続いたことがあり、今回もおそらく疲れとストレスかな、と思います。
他に考えられるのは、日光アレルギーと気温差による寒冷じんましん。
紫外線も強く、急激に気温が上がったかと思えば、朝は肌寒かったりと、体調を崩してもおかしく時期です。
じんましんが出やすいお子さんは、普段から出やすい原因を把握しておくと慌てずにすみます。
一番怖いのは、アナフィラキシー症状。
呼吸困難になると、命にかかわるので、一刻も早く医療機関受診が必要です。
子どもも子どもなりに毎日頑張っています。
身体に症状が出ることは、ある意味わかりやすいサイン。
そのサインを見逃さないようにしたいです。
今朝も、念のため薬を飲ませて送り出しましたが、鼻炎もなかなか良くならないので、夕方は耳鼻科受診。
病院とは、まだまだお付き合いが続きそうです…