ADHD新薬「ビバンセカプセル」
発達障がいの一つである注意欠陥・多動性障害(ADHD)の新薬
「ビバンセカプセル」が承認されることになりました。
medical.jiji.com
これまでに、ADHDの適応薬は、「コンサータ」「ストラテラ」「インチュニブ」の3種類が認可されており、今回の新薬で4種類目になります。
コンサータ → 中枢神経刺激薬
ストラテラ、インチュニブ → 非中枢神経刺激薬
新薬のビバンセカプセルは、中枢神経刺激薬に分類されます。
症状にもよりますが、ADHDと診断されたからといって、すぐに薬物療法が開始されるわけではありません。
まずは療育や環境調整等をした上で、効果が見られない場合に薬物療法が検討されます。
発達障がい当事者家族として。
これらの適応薬は、「障がいを治す薬」ではありません。
症状を緩和させることで、毎日を過ごしやすくするためのお手伝いをする薬です。
薬物療法に踏み切るかどうかは、医師と相談の上にはなりますが、特に小さい子どもの場合、各適応薬の効果や副作用等をよく理解した上で、どの薬を選択するかについても、じっくりと相談してほしいと思います。
発達障がいについては、これから少しずつ書いていきたいと思います。