坐骨神経痛の経過①~ロキソプロフェンから漢方薬へ~
「坐骨神経痛」と診断されて
3日が経過しました。
処方された「タリージェ錠」に
不安があったため、
まずは、
①「ロキソプロフェン」で様子を見る
② 漢方薬や転医を考える
③「タリージェ錠」は最終手段
で、やってみることにしました。
ロキソプロフェン
ロキソプロフェンを1日3回服用し、
ロキソニンテープも貼って
様子を見ていたのですが、
鎮痛効果は数時間しか持たず、
痛みは増すばかり。
偶然にも、同じお薬を飲んでいる
読者さんが何人かいらっしゃり、
「ロキソプロフェン仲間」として
共に痛みと闘っているのですが、
効果の現れ方も、副作用もそれぞれ。
わたしの場合は、たった2日で、
顔は浮腫むし、体重は増えるし、
ばっちり副作用が出ました…
プロスタグランジン(PG)の合成が抑制されると、輸入細動脈が収縮し、腎血流量が減少する。
そうすると、代償的に近位尿細管における再吸収が促進され、Na・水の貯留が進み、体重増加や浮腫、そして血圧上昇を引き起こす。
元々、鎮痛剤はほとんど飲まないので、
体内で急激にナトリウムの量が増え、
塩分濃度を調節するために
水分を溜め込んで、
浮腫んだわけですね。
1日3回飲んでも効かないし、
浮腫んで体重増加となると、
さらに足腰に負担をかけてしまう。
残念ですが、
ここでロキソプロフェンは、
止めることにしました。
漢方薬
とはいえ、
左下肢の痛みは足の甲まで
しびれたように歩行困難になり、
なんとか出勤しても
仕事もままならず。
坐骨神経痛に効く
漢方薬を調べてみると、
「五積散(ごしゃくさん)」や
「桂枝加苓朮附湯
(けいしかりょうじゅつぶとう)」
の他に、
「抑肝散(よくかんさん)」
もいいらしい。
最近は飲んでいませんが、
イライラすることはあるので、
試す価値は大!!
抑肝散が応用できる可能性がある整形外科領域の神経障害性疼痛としては腰椎・頸椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、頸椎症性神経根症、手根管症候群などが挙げられる。
そこで、漢方薬を処方してくれそうな
病院に問い合わせたところ、
「整形外科の紹介状が必要」とのこと。
どっちみち、
整形外科受診しなきゃいけないので、
ダメ元で「抑肝散」を出してもらえるか
聞いてみると、院外処方してくれました。
処方箋を持って調剤薬局に行くと、
「血流をよくすることで、
痛みを抑える効果が期待できる」
と薬剤師さん。
早速飲んでみると、
即効性があるだけに
痛みはずいぶん楽になりました
しかし、時間が経つと、
元に戻って痛みが強くなり、
座るのもしんどい。
薬剤師さんもおっしゃってましたが、
冷えに効く漢方を併用した方が、
さらに効果は出そうな気はします。
神経障害性疼痛を有する症例では、漢方的に冷えや瘀血、腎虚が併存する症例が少なくない。抑肝散に加え、併存する冷えや瘀血、腎虚に対応する漢方薬を併用することで有効性の向上につながるものと考えている。
さいごに
わりと漢方薬は効く体質なので、
基本、漢方で治療は続けたいのですが、
もはや仕事にもならない状態なので、
しっかり検査はした方がいいかもしれない。
MRI設備のある総合病院へ
転医かな…
【きょうのおやつ】
AEONのセレクトスイーツ
「和栗のモンブラン」
栗のペーストのような
しっとりしたスポンジの上に、
生クリームとマロンクリームが
絞ってあります。
とっても濃厚で
三層のバランスが絶妙でした( *´艸`)