ネットで、
「マスクと同じ原材料の
トイレットペーパーも品薄になる」
などのデマが流れ、朝からどこもかしこも大騒ぎ。
デマだって言っているのに、不安は不安を呼び、
スーパーもドラッグストアも、売り切れ続出。
「紙類が危ない」という心理からなのか、
店頭からはボックスティッシュ、キッチンペーパー、
さらには、おむつ、生理用品までもなくなる始末。
普段は大量の在庫が並ぶ陳列棚は、すっからかんになっていました。
我が家は、ちょうどなくなりかけていたこともあり、
必要最低限でかろうじて購入できましたが、
こうしたデマに流されて物品の買い占めが続くと、
本当に必要としている人へ供給されなくなってしまいます。
確かに、見えない不安はまだまだ続きますが、
こういう時こそ、冷静にならなければいけません。
安倍晋三首相は29日の記者会見で、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスに関連し、各地でトイレットペーパーが不足していることについて「ほぼ国内生産で、十分な在庫がある」と述べた。
「トイレットペーパーがなくなる」といった情報については「事実でない噂が飛び交っている」と否定し、正確な情報に基づいた冷静な対応を国民に求めた。
全国的な混乱を受け、製紙メーカーの業界団体・日本家庭紙工業会は27日、生産能力が落ちているという噂を全面的に否定する声明を発表した。
「トイレットペーパー、ティシューペーパーについては殆どが国内工場で生産されており、新型コロナウイルスによる影響を受けず、現在も通常通りの生産・供給を行っております」
「原材料調達についても中国に依存しておらず、製品在庫も十分にありますので、需要を満たす十分な供給量・在庫を確保しています」
経済産業省も「3週間分以上の在庫がある」「顧客が集中することで一時的な品薄状態が生じているが、順次解消していく見通し」とツイートしている。
デマに流されず、安心して、冷静に過ごしましょう(*´▽`*)