ADHD適応薬「ストラテラ」服用まで④
今回は、誤解を恐れずに書きます。
「エビリファイ」は、統合失調症の治療薬として開発されましたが、適応範囲が広く、発達障がいにも使われています。
職業柄、薬の作用等の知識は得ているつもりですが、ただでさえ体が小さく、成長過程にある7歳児にエビリファイを服用させる勇気はありませんでした。
その他、自閉症スペクトラムの適応薬に「リスパダール」という薬があります。
こちらも統合失調症の治療薬ですが、いずれもわたしの中に選択肢としてはありませんでした。
向精神薬は指示通りに服用すれば、とても有効なお薬だということはわかっています。
だけど、飲ませるのは今じゃない。
「飲みません」ときっぱり返事をしました。
自分の中で、約2年もの間、薬については気がおかしくなるくらい、悩み、考えてきました。
できれば薬は飲ませたくない。
それでも、少しでも息子が毎日楽しく学校に通えるのなら・・・
やってみよう。
だめなら、また別の方法を考えよう。
そして。
非中枢神経刺激薬である「ストラテラ」を選択する旨を伝え、服用開始となりました。
次回からは、ストラテラの効果と副作用を書きたいと思います。