たくましく生きる

毎日いろいろありますが、人生なんとかなってます。

ADHD治療薬「ストラテラ」減薬へ

今日は、療育センター受診日。

 

8月の受診時に、

アトモキセチンの錠剤から、

ストラテラのカプセルに変更し、

服薬量も1日あたり40mgに

増えました。

s-hua.hatenablog.com

 

 

服薬量

徐々に減らす方向となり、

9月には元の30mgへ減薬

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減らしたことで

変化があったか聞かれると、

「変わらない」

と答えた息子。

 

集中力については、

自分の興味があるものや

周りの状況で引っ張られるところも

多々あるため、

「薬で左右されるところではないのでは」

というのが所見。

 

「このまま卒業できそうだね」

と、今回さらに20mgへ減薬となり、

次回受診で、服薬卒業の予定です。

 

薬の効果

服薬開始から2年半の

経過を振り返ってみると、

薬の効果としては

少なからずあったのではないかと思います。

 

具体的には、

〇多動が落ち着いた 

〇イライラが少なくなった

〇集団行動ができるようになった

 

もちろん、年齢と共に

成長した部分もありますが、

指示が入りやすくなったことで、

ソーシャルスキルの習得につながりました。

 

一方で、不注意は相変わらず。

多動と衝動性も、落ち着いたとはいえ

全くないかと言えばそうではない。

 

ただ、確実に対応力はついてきているので、

薬に頼らなくても、

ADHD上手く付き合えるようになった

のだと感じています。

 

診断名  

診断当初は、ADHDが主診断名でしたが、

現在は、自閉症スペクトラムの合併症として

診断されています。

 

対人コミュニケーションだったり、

一度入ってしまった認知の修正は

なかなか難しいですが、

これも息子自身が対応力を身に付けて

いかなくてはなりません。

 

さいごに 

次回は、来月12月。

 

ストラテラ(アトモキセチン)は

依存性がないということから

選択した治療薬。

 

投与中止による離脱症状や反跳現象を

示すデータはないようですが、

臨床的には、

時間をかけて漸減することが望ましい

とのこと。

 

減薬後の変化を注意深く観察しながら、

息子にとっての「生きやすさ」

一緒に考えていこうと思います。