じんましんの正体は、〇〇だった③
前回の続きです。
「おれ、のどがいたいんだよね」
夜間診療所で息子がそう言っていたのを思い出して、先生に伝えました。
すると、赤くなった喉を見て…
「溶連菌かもしれませんね。検査しましょう」
検査の結果、陽性反応が出ました。
突然のじんましんは、溶連菌感染症の症状だったのです。
前回溶連菌にかかったときは、39℃からの高熱だったため、ほぼ確信して受診したのですが、今回は、全く熱が出ないのに陽性反応が出るとは思いませんでした。
抗生剤が7日分処方され、飲み切る前に再受診になりました。
溶連菌感染症にかかると、完治までに約1ヶ月かかります。
熱がないため、放デイも服薬しながら通所可能ですが、おそらく夏休みいっぱいはかかりそうです。
一昨日、じんましんの薬を飲ませただけで終わらせていたら…
喉の痛みを訴えたことを忘れて、溶連菌に気付かず、治療が遅れてリウマチ熱や腎炎になっていたら…と思うと、ぞっとします。
放デイで指を打撲して、外科ではなく小児科に行ったからこそ、溶連菌の早期診断・早期治療につながった。
そう考えると、本当にラッキーだったと思います。
普段から、息子の体調不良には気を付けているつもりではいますが、じんましんは大事な体からのSOS。
体調不良の前兆であり、バロメーターであることを改めて感じています。
溶連菌感染症は、子どもだけでなく大人もかかる病気です。
疲れがたまって抵抗力が低下していると、よりかかる可能性も高まります。
連日、暑い日が続きます。
みなさまも、しっかり食べて寝て、元気に過ごして下さいね。