ADHD治療薬「アトモキセチン」錠剤から「ストラテラ」カプセルへ
ADHDと診断されている息子は、
小学校2年生の春から
「ストラテラ」の服薬を開始しました。
①ストラテラ 内用液
②アトモキセチン 内用液
③アトモキセチン 錠剤
と、形状を変更しながら
服薬を続けてきましたが、
8月の受診時より、
④ストラテラ カプセル に変更しました。
これは、主治医の先生でも、
親のわたしでもなく、
息子本人が望んだこと。
理由としては、
①アトモキセチンの効果が感じられない
②錠剤は小さくて飲みにくい
療育センター受診時、
自分で先生に伝えました。
「アトモキセチンは
効いている気がしません。
ストラテラのカプセルに
変えてほしいです」
カプセルは、微妙な調整が難しいため、
服薬量は、
一日あたり30mg→40mgへ増量
10mgのカプセル2錠を
朝夕2回の服用に変更し、
様子を見ることになりました。
ここで、先生からお話がありました。
「〇〇くん(息子)の場合、
環境や関わり方が大きく影響します。
一か月様子を見て、増量しても
効果が感じられないようであれば、
薬は減薬する方向で考えていきましょう」
つまり。
薬は、あくまでも補助的であり、
減薬したことで、
また落ち着かないような状況が見られれば、
「薬の効果があった」と評価できるし、
その場合は、維持量を継続して
服薬することになります。
減薬しても、特に変わらないのであれば、
さらに減らしていき、
いずれは服薬中止となります。
一番大変だった時期に、
薬に助けてもらったのは事実。
それが、薬を飲まなくても、
息子自身が対応法を身に着けて、
生きていけるのであれば、
それはそれでいい。
最終的に選択するのは、息子本人。
自分の人生は、自分で決める。
一歩ずつ、息子の人生は変化しています。