結婚指輪を売ることにしました①
昨年末の大掃除で、見つけた結婚指輪。
プラチナでダイヤがあしらわれた、とても素敵なデザインなのですが、持っていてもどうしようもない。
結婚記念日と元夫の名前が刻印されていて、今後使うことはありません。
「固い絆を結ぶ」という意味を持つダイヤモンド。
永遠の愛を誓って交換したはずの指輪ですが、残念ながら約束は守れませんでした…
夫婦にしろ、恋人にしろ、別れた後もダイヤのリングを持っていると、「運勢をロックしてしまう」と聞いたことがあります。
物に罪はないし、高価なものであればあるほど、手放すのはもったいなく感じてしまいますが、新しい人生を踏み出そうと決めたなら、いつまでも手元に残しておかない方がいい。
とはいえ、さすがに捨てるのは忍びなく…売ることにしました。
「結婚指輪を売るのもどうなの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、その指輪を見て、過去を思い出すのも苦しいし、かといって、自分の手で処分する気持ちにはなれませんでした。
そこで、ネットで結婚・婚約指輪の買取専門店に無料査定を依頼すると、指定した日時にクロネコヤマトさんが集荷に来て下さいました。
「こちらで(指定された)袋に入れて送っておきますね」と、いつも来て下さるお兄さんに渡したのですが…
受取を記入する書類など一切なく、指輪現物だけを袋に入れて送るだけというシステムに、急に不安になりました。
案の定、インターネットの書き込みは散々なもの。
査定依頼で送ったのに、連絡がつかなくなった。
査定後、返却すると言って返却されない。
いつまで経っても振込されない。
などなど。
いいことも悪いことも、書き込もうと思えばなんとでも書き込めるのですが、直感は当たるもの。
すぐに査定キャンセルの連絡をするために、記載されていた電話番号にかけると、ガイダンスが流れました。
案内に沿って番号を押すと、「メールにてお問い合わせください」と、つながらない始末。
この会社、実在するの????
仕方ないので、メールで査定キャンセルの旨を送った後、クロネコヤマトのお兄さんに連絡し、集荷済みの指輪も返却してもらいました。
年の瀬の忙しい時に、何度も来てもらってごめんなさい…
メールを送った翌日、「キャンセルの理由を教えてください」とたった一文で返信あり。
信用ある買取取引をする会社であれば、返信メールがたった一文ってどうなんだろう…
正直に「信用できないのでキャンセルしました」って送ればよかったのかな。
本当はきちんとした会社だったかもしれませんが、不信感は払拭できず、これ以上関わるのは危険と判断し、返信はしませんでした。
さて、どうしようかな…
と思っていると、ポストに「出張鑑定のお知らせ」が入っていました。