「距離感」ってなんだろう
普段からよく耳にする「距離感」
自分でも使っておきながら、よくわからなくなることがあります。
物理的な距離であれば「片腕を伸ばした長さ」と言われることはありますが、それも、人によって腕の長さが違うので、ピッタリ何センチとは言えない。
また、パーソナルスペースという分類は、あくまでもおおよそのもの。
パーソナルスペース(英:personal-space)とは、他人に近付かれると不快に感じる空間のことで、パーソナルエリア、対人距離とも呼ばれる。一般に女性よりも男性の方がこの空間は広いとされているが、社会文化や民族、個人の性格やその相手によっても差がある。
一般に、親密な相手ほどパーソナルスペースは狭く(ある程度近付いても不快さを感じない)、逆に敵視している相手に対しては広い。相手によっては(ストーカー等)距離に関わらず視認できるだけで不快に感じるケースもある。
人の心の微妙な距離感は、ものさしでは測ることはできません。
そのため、「距離感」は「感覚的なもの」と一言では片付けることができず、時として、混乱や誤解を招いてしまうこともあります。
近付きたくて
近付いたら
ちょっと近くなりすぎたり。
少し距離を置きたくなって
離れたら
遠くなりすぎたり。
でも…
近付いて来られたら
離れたくなったり。
相手の受け取り方によっては、
「めんどくさい人」
「難しい人」
そんなふうに思われてもしまうことがあるかもしれません。
だけど、一番困っているのは、当の本人だったりします。
自分でどうしていいか分からない人って、たくさんいると思うのです。
関係性によっても「距離感」は変わってくると思いますが、
みんながみんな、同じではない。
無理して合わせる必要もないし、
そこで離れてしまう関係ならば、それまでの関係。
それでも、付き合っていかないといけない相手とは、
「つかず離れず」を保ってみることです。
そのためには、自分にとって、不快だと思うことを知る。
こういう場面(人)は苦手だな。
それが分かっていると、自分で選択できるようになります。
〇会社の飲み会
〇ママ友会
〇同窓会
参加を断って、「付き合いの悪い人」と思われたとしても、
気乗りしないことに、無理して参加することで、「呼べば来る人」となった方がめんどくさい。
行きたい時に、行きたい人が行けばいいだけの話です。
コミュニケーションは、相手に合わせることだけじゃない。
まずは、自分の気持ちを大切にすることです(*´▽`*)