たくましく生きる

毎日いろいろありますが、人生なんとかなってます。

訃報

先日、元夫の祖母が亡くなったという
情報が入りました。


おしゃべり好きで、
仲良しのお友達がいつも遊びに来ていて、
俳画をしたり、お抹茶を立てたり、
地毛に合わせて、
グレーヘアーのウィッグを付けたり、
とってもハイカラなおばあちゃんでした。


3年間ほど、元夫の実家で
三世代同居をしていたのですが、
わたしや息子のことを
色々と気にかけてくれてました。


ただ残念なことに、元義母と仲が悪くて、
いつもわたしは伝書鳩


ご飯ができれば、
「おばあさん呼んできて」


お風呂がたまれば、
「おばあさんに言ってきて」


みんなで鍋を囲んでると、
「おばあさん、取り過ぎ!!」
と、叱られてたこともあったっけ。


よく涙を流しながら、
県外に住む息子(長男)に
電話をしていたのを覚えています。


二人の間に何があったのかは
よく分かりませんが、元義母は
相当な恨みを持っていたようです。


結果的に、わたし自身も
そんな環境に耐えられなくなって、
同居を解消したのですが、
その時のことが色々思い出されて
フラッシュバックしそうなので、
話を戻します。

 

おばあちゃんは、離婚してからも、
度々電話をくれていました。


電話番号が表示されると、
出ていいのか悩むこともありましたが、
その電話が、おばあちゃんが
健在であることを確かめる
唯一の方法でもありました。


それが、3~4年ほど前から
ピタッとかかってこなくなり、
「もしかして…」
とは思っていました。


元夫によると、施設に入所して、
入院を繰り返していたようですが、
最後は、老衰だったそうです。


90歳の大往生でした。


実家の母にも伝えたところ、
新聞のお悔やみ欄に記載があったとのこと。


色々思い出してしまい、母からも
「なんか悲しいね」とラインが来ました。


コロナ禍もあり、葬儀は家族葬
流れ焼香だったそう。


葬儀当日は、
朝からとんでもない暴風雨でしたが、
出棺の時には、
晴れ上がったと聞きました。


おばあちゃん。
これでやっと、
天国のおじいちゃんと逢えるね。

f:id:s-hua:20210505141640j:plain


離婚をすると、
元パートナーの親族との付き合いは
どこまでするのか悩むところではあります。


基本的には、離婚後は他人なので、
深い付き合いは必要ないですが、
知った以上は無視することもできない。


せめてできることとすれば、
香典の代わりにお供えのお花と
お線香を送るくらい。


最近は、ブリザーブドフラワーと
お線香のセットがあるので、
頃合いを見て送ろうと思います。