たくましく生きる

毎日いろいろありますが、人生なんとかなってます。

息子、車に轢かれる①~事故当日~

先週の金曜日のこと。

 

仕事が終わった直後、

下4桁が「0110」の番号から

不在着信がありました。

 

 

番号を見た瞬間に、嫌な予感。

 

 

折り返すと、

案の定、警察からでした。

 

 

 

息子さんが、

軽自動車に轢かれました。

 

意識はありますが、

頭部出血で

救急搬送されましたので、

今すぐ病院へ向かってください。

 

 

 

予感は的中…

 

 

お願い。

助けてください。

 

 

 

そう願いながら車に乗り込み、

病院へ向かいました。

 

 

 

実は、その数時間前、息子から、

「遊びに出る」と連絡がありました。

 

くれぐれも、車に気をつけること。

17時には家に帰ること。

 

約束したばかりだったのに…

 

 

はっきりとした状況がわからないまま

病院へ到着し、救命救急センターへ急ぐ。

 

 

意外にも、とても冷静な自分がいました。

 

 

中に入り、受付をしてから、

担当救命医の先生から、話がありました。

 

事故現場は自宅近くの大通り。

横断歩道のない道路を横切り、

右から来た軽自動車と接触し転倒。

 

左頭部挫傷と左側面の擦過傷で

処置中のところへ呼ばれました。

 

 

わたしの呼び掛けには反応し、

受け答えもできるものの、

頭から顔にまで血が流れ、

大きなこぶができていました。

 

手を握ってやると、安心したのか

大粒の涙が流れました。

 

 

全身CT検査の結果、骨折等はなかったものの、

接触時の衝撃で、肺挫傷の疑いがあるとのこと。

 

経過観察のため、一泊入院となりました。

 

 

入院手続きの間に

お相手の方ともお話させていただき、

連絡先を交換しました。

 

基本的には、お互いが加入している

自動車保険会社を通じての対応となりますが、

お相手はお話をしているときから、

とても誠実な対応でした。

 

 

今回の事故は、

横断歩道を渡らなかった

息子の不注意はもちろんですが、

親の責任でもあります。

 

相手方は、息子に気付いて

ブレーキを掛けたが、

間に合わなかったとのこと。

さぞ、びっくりされたことでしょう。

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普段から、横断歩道のない道路の横断は

絶対にしないように、

口酸っぱくして伝えていましたが、

忘れてしまうくらい、何かに気を取られたのか?

 

振り絞るように、

「早く帰らなきゃって思った」

 

だからって、渡っていいわけじゃない。 

 

 

とにかく、意識もあり、

命に別状なかったことは、

不幸中の幸い。

 

軽自動車だったから

これくらいで済んだかもしれませんが、

大型トラックだったら…と思うと、

考えただけで心臓が止まりそうです。

 

 

生きててよかったよ。

 

ほんとに。

 

生きて会えてよかった。