たくましく生きる

毎日いろいろありますが、人生なんとかなってます。

「沈黙の臓器」膵臓のMRI検査

こんばんは。

あっという間に5月も終わりですね。

 

回復したかと思っていたのですが、

食べたらくだる、という状態が続き、

さすがに一か月にもなるので

消化器内科で血液検査をしました。

 

すると、血清アミラーゼの数値が若干高く、

膵外分泌機能不全の疑いがあるということで、

膵臓MRI検査をすることになりました。

 


一瞬、下痢が続き、最終的に膵臓がんで他界した

祖母の顔が浮かびました。

 


「沈黙の臓器」と言われる膵臓

 

夫と息子を病気で亡くし、

女手一つで母を育てた祖母は、

絶対に弱いところを見せない人だったと

母は言います。

 

きっと最後まで、調子が悪いことも誰にも言わず、

一人で病魔と闘っていたのでしょう。

 

自分で救急車を呼び、病院に運ばれた時には

すでに手遅れで、わずか余命一ヶ月でした。

 

がんや脳の病気を持つ家系でもあるため、

遺伝的要素は捨てきれません。

 


元々、胃腸が弱く、毎年この時期になると

決まって調子が悪くなるのですが、

まだまだ死ぬわけにはいかない。

 

仮に、入院にでもなれば、息子はどうしよう…

色んなことが頭をよぎりましたが、

とにかくしっかり診てもらうことにしました。

 


検査のできる病院へ紹介状を書いてもらい、

受付を済ませて検査室へ。

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MRI検査は、ずいぶん前にしたことはありますが、

膵臓MRIになると、

前処置として、ちょっとトロっとした

造影剤を飲むんですね。

絶食での検査だったので、水っ腹でお腹いっぱい。

 


検査台に横たわると、ヘッドホンをかけられ、

時折、息を止めるように指示が流れるとのこと。

「20分程度の検査ですが、寝ないでください」

と念を押されました。

 


いよいよ検査が始まると、

ガンガン、ドンドン

賑やかな音がして、

寝れるような状態じゃない。

 

音に敏感だったり、閉所恐怖症の人は、

MRI検査はちょっと難しいな…と感じました。

 

でもね、慣れって怖いですね…

だんだん睡魔が襲ってきて、

ウトウトし始めたところに、突然ヘッドホンから

「大きく息を吸って、止めて下さい」

という声でハッとして、息吸う暇なく、

本気で窒息しそうになりました(;'∀')

 

MRIは、寝ちゃダメです。

 

そんなMRI検査が終了し、検査データを持って

消化器内科へ。

 

予約を取ってあったので、すぐ呼ばれました。

 


画像診断としては、

病的所見はなし

でした。

 

とりあえず、ホッとしました。

 


が。


消化酵素の分泌が悪いことには変わりがないため、

薬物治療の提案がありました。

 

 

今すぐどうこうではないですが、

副作用もあるのだとか。

 

うーん。

 

 

整腸剤で下痢は止まってきたので、

少し様子を見ることにしました。

 


消化酵素が分泌されなくなると、

油モノや、脂肪分の多い食べ物を

消化できずに下痢になってしまうのだとか。

 

一種の老化でもあるんでしょうね。

 


食べる量も、だんだん少なくなってきて、

突然、食べることへの興味も

薄れることがあるのですが、

食べることは生きること。

 

少量でも、身体に優しい食事を

心掛けようと思います♬