「いかのおすし」で身を守ろう
平成16年(2004)に東京都と警視庁が考案した「いかのおすし」
「いかない、のらない、おおきなこえをだす、すぐにげる、しらせる」の頭文字をとったもので、誘拐などから子供自身が身を守るための行動をまとめた防犯標語です。
学校からのお知らせには、もう少し具体的に、分かりやすく書いてあります。
「しらない人にはついていかない」
「しらない人のくるまにのらない」
「たすけて!とおおごえをだす」
「こわいことがあったら、すぐにげよう」
「どんなことがあったのか、ほごしゃやせんせいにしらせる」
子どもたち自身も、自分の身を守るために必要なことです。
市内で発生した不審者情報については、学校からメールで送られてきます。
被害内容としては、
〇声掛け
〇写真撮影
〇つきまとい
〇変質的行為
〇暴力的行為
など。
被害にあった子どもや保護者が学校に連絡をし、緊急を要する場合は、学校や教育委員会、警察などが連携して緊急対応をします。
小・中・高校生の子どもたちがあった被害で、圧倒的に多かったのが「声掛け」
道を聞くふりをして声をかけたり、ストレートに遊ぼうと言ったり、明らかに怪しい声掛けがある一方で、登下校時の声掛けについて思うことがあります。
このご時世、声を掛ける=不審者と認識されてしまう可能性があるため、登下校中の子どもたちに挨拶することすら躊躇してしまいがち。
そんな中、放デイを利用せず帰宅する途中に、ワンちゃんを散歩中のおじさんに「暗くなるから早く帰りなさいよ」と声をかけられたそうです。
息子も「はーい!!!ありがとう」と言って、まっすぐ家に帰ったとか。
どこのお宅のおじさんか分かりませんが、一人で歩いていた息子に注意喚起のために声を掛けて下さったのでしょう。
こうして、見守りとして声掛けして下さる場合もあれば、そうでない場合もあります。
先日も、車の中から手招きをしたり、学生が追いかけられた事案が発生しており、物騒な状況です。
子どもたち自身が、
「いかのおすし」で身を守る!!!
再度、しっかりと息子に伝えていきたいと思います。