お金を盗ってしまいました③
前回からの続きです。
s-hua.hatenablog.com
おこづかいの渡し方について、学校から借りてきた本には、
①じゃんけんに買ったら〇〇円、負けたら〇〇円、あいこなら〇〇円
②学年✕100円
③一律〇〇円
の3つが例として書いてありました。
家庭によって状況が異なるので、一概に妥当な金額はいくらとは言えないと思いますが、おこづかいの中におやつ代を含むかどうか等も踏まえ、親も子もわかりやすく、負担にならない金額を設定することにしました。
二人で相談した結果、②の学年✕100円を毎週日曜日に渡す で決まりました。
3年生なので、300円を毎週日曜日に渡し、その中からおやつも含めて自分の好きなものを買ってよい。
ただし、足りなくなったからと言って追加で渡すことはしない。
これに、息子本人も納得しました。
本来、お金は、自分で仕事をして稼いでもらうもの。
日曜日のトイレ掃除は継続しています。
今後は、おこづかい帳をつけながら、自分で管理させることで、手元にあるお金の中でやりくりすることを学ぶいいきっかけになればと思っています。
放デイには、話をした後連絡し、ご迷惑をおかけしたことを改めて謝罪しました。
今回のことは、とても考えさせられた出来事でした。
「お金を盗る」という行為の背景には、
〇おもちゃやお菓子など、欲しいものがある
〇おこづかいを増やしてほしいと言っても「無理」「ダメ」としか言わない
〇自分のおこづかいでは買えない
〇淋しい、気を引きたい
〇いじめ
など、子どもなりの理由があります。
万引きもしかり、です。
中には、親の財布から抜き取る場合もあるようなので、気付いた時にはしっかりと対応が必要です。
「無理」「ダメ」と一蹴するばかりだと、子どもの心も不満でいっぱいになる。
親子でも、上手く折り合いをつけながら、生活することの大切さを学ばせてもらいました。