息子、行方不明になる②
前回の続きです。
連日、忘れ物をして帰るので、もしかしたら、また忘れて学校に取りに行ったのかもしれないと思い、学校に連絡しました。
いつもなら遅くまで残っておられる担任の先生は、今日に限って不在。
電話に出て下さった先生に、家に帰ったらいないことを伝えると、学校に戻った姿は見ていないとのこと。
思い当たるとすれば、同じ町内の同級生の家についていくことぐらい。
とりあえず、見つかったら連絡するということで、一旦電話を切りました。
そのあと、同級生のお母さんに電話をかけるもつながらず。
すぐに折り返し頂き、お母さんも帰宅途中でわからないとのこと。
ご自宅を聞いて、一応確認のためにおじゃますることにしました。
お宅の周辺を探してみると…
いましたよ。
同級生と、卒業した中学生のお兄さんと、バスケをしていました。
ほっとしたのと同時に、カミナリ落ちる。
息子の言い分もありました。
「電話したのに、つながらなかったよ」
確かに、それは、気付かなかったおかあさんも悪い。
だけど、心配したんだよ。
LINEで送るか、ホワイトボードに書いて出てくれたらよかったよね。
お互いに約束事が甘かったのは反省点ですが、「お友達と放課後遊ぶ」という、本来の小学生の姿が目の前にある。
それは、放デイに毎日通っていたら、実現しえなかったことです。
遊びたかったから、遊びに行った。
息子にとっては、ただそれだけのこと。
何よりも、こうして遊びに誘ってくれるお友達がいることは、息子にとって幸せなことです。
ちょうどお母さんが帰ってこられ、しっかりお礼を言い、家に帰りました。
ごはん炊けてる―――――――――――!!!!
冷蔵庫に入れておいた釜をちゃんとセットして、スイッチ入れてくれたんだ。
ありがとうね♡
おかあさん、嬉しいです。
学校にも連絡し、無事帰宅したことを報告しました。
大変お騒がせして申し訳ありませんでした。
その夜。
担任の先生から連絡がありました。
学校で、色々勃発しています…
一難去ってまた一難、です。