鈴虫寺③
四季を通じて鈴虫の音色を聞くことができることから、「鈴虫寺」の名で親しまれています。
通されたお部屋には、約3000匹の鈴虫の音色が響きわたり、長机には「寿々むし」と書かれたお菓子とお茶が用意されていました。
席は、先ほどお声掛けした女性と並んで座りました。
この日の説法は、ご住職ではないお坊さんがお話しされましたが、これまたテンポよく面白い。
一人漫談というか、落語説法というか。
説法内容のメインは、“3つの漢字を覚えておくこと”
①「今」
人は、過去でも未来でもなく「今」しか生きれない。
こうしている「今」も、一秒後にはもう過去です。
s-hua.hatenablog.com
間違っていないんだ、と改めて気付かせて頂きました。
②「美」
常に「美しい心でいること」
不平不満を言わず、やるべき目の前のことをすることが大切です。
③「荷」
辛いのは、心の荷物が多いから。
「荷」を下してみると、心が楽になります。
さらに、「和顔愛語」というお話もありました。
にこにこしていれば、周りに人が集まってくる。
しかめっつらをしていれば、人は離れていく。
穏やかな顔つきとやさしい言葉遣いを心掛けたいものです。
そして最後に。
「この3つの漢字は、覚えておくだけでとっても便利なのです」
便利な漢字・・・
「今」「美」「荷」
「こん」「び」「に」
コンビニ!!!!!
この説法の落ち(?)です。
上手いことおっしゃいますね。
笑いもありながら、しっかりと心に残る鈴虫説法でした。
続きます。